柔らかい日差しに誘われて、久しぶりに映画に行ってきました。
楽しみにしていた『墨攻』
”10万の敵にたった一人で挑む”というキャッチコピーが、そそるじゃありませんか。
私は酒見賢一さんの小説
『墨攻』しか読んでいないのだけど、
原作は日本産のコミックで、
そのコミックは酒見賢一氏の書いた小説を原作にしていて、
でも、この映画が基盤としているのは、あくまでコミックの方、らしい……ややこしいったら。
主人公は、梁城を救う為に思想家集団「墨家」から、ただ一人やってきた男・革離。
梁の手勢は数千しか無く、城主は色欲に耽り、守備は杜撰。
果たして革離はたった一人で城を守り通せるのか――。
墨家とは「非攻」「兼愛」の精神を説き、
時代の最新の技術やそれを使いこなす軍師、特殊な訓練を受けた兵士等が、
軍勢に攻められる城の防衛のコンサルタントを請け負うという、
一風変わった集団。
その墨者・革離の圧倒的な指導力には戦慄すら覚える。
やりきれない切ないエピソードが重なって、
映画版では、最後の最後にその不幸のはるか先にある、
ほの明るい未来を感じさせて物語を終えているけど、
小説版では歴史の虚しさと、人間の業ばかりが印象に残っている。
【墨攻】公式サイトそれにしても、いつも感じるのだけど、
アジアの人は洋服よりも、
その国の時代衣装のほうがしっくりくるし、格段にかっこいい。
男っぷりがあがるっていえばいいのかな。
やっぱり血は争えないというか、遺伝子が記憶しているのかな。
革離役のアンディ・ラウは、かっこいい殿方になったし、
このままかっこいい爺になってほしいな。
実はさり気なく、アンディのファンだ。